プリウスへ採用

積水化成品  [4228] 東証1部 時価:351円

積水化成品が新たな上昇トレンドへ向かった。10年3月期は自動車部材が自動車産業の生産調整を受けて営業利益が前期比22%と落ち込む予想ながら足元の業績はここに来て順調に推移していることに加え、5月に発売したトヨタの新型プリウスに「当社のビオセラン(複合樹脂発泡材)が新規採用された」(IR広報)ことで自動車用部材の成長性が新たに確認されたことを高評価したい。ビオセランはポリスチレンとポリオレフィンを組み合わせた当社独自の複合発泡品で耐久・耐摩耗・耐熱性に優れ、デジタル家電緩衝材や自動車部材に多く使用され、自動車向けでは国内全乗用車メーカーの81車種に採用されている。「新型プリウスにはビオセランの耐久・対衝撃・耐熱性がトヨタに認められ採用された。今後は電気自動車などエンジン回り部材へ拡販を目指す」(同)という。株価は340円台へ上げているもののようやく持ち合いを上へ離れたところで400円台替わりは早期に実現できる可能性が高まったと考える。