2ケタ成長の見直しは必至
- 楽天 [4755] JQ 時価:54,900円
ネット通販の最大手。ジャスダック銘柄で人気の高い銘柄の一つ。TBS株の買い取り交渉の難こう、さらに証券・金融部門の低迷などからこのところの「楽天人気」はイマイチの感が否めない。しかし、ネット通販市場では圧倒的な成長力と高収益を誇る。このため、株価の中長期的な見直しが高まる見通しでここは絶好の買い時と考える。2008年のネット通販市場の売上高は8兆円強。コンビニ・百貨店を上回る規模に急成長している。自宅や外出先からパソコンと携帯電話を使いインターネットで注文する消費者が急増しているのだ。楽天はインターネット通販の最大手で楽天市場への出店数が加速的に増えている。09年1−3月期末の出店店舗は2万7258店。昨年同期比で17.6%増。衣料品から家具・インテリア、中古車まで約3500万点という豊富な品揃えがネット購入者に受けている。09年12月期の第1四半期(1−3月期)の売上高は前年同期比22.9%増の663億6400万円となり、営業利益は同16.9%増の98億2500万円。金融・証券事業の赤字を補い2ケタ増益を確保した。「4−6月期も店舗出店の拡大のトレンドに変化はない」(会社側)という。インターネット関連事業環境は激しく、また、株式市況の影響を受けやすい証券事業などを抱えていることから「業績の予想が困難なため、通期見通しを開示しない」(同)。当研究所は第1四半期以降も好調が続き、通期も2ケタ増収益を予想している。100年に一度という今回の大不況のなか2ケタの成長力は必ず高評価される時が来ると確信する。