万年弱気の転換と投信設定
- NY市場は、午前10時に発表された景気の先行指標が前月比で1.2%上昇。4月の1.1%上昇に続き2ヶ月連続の上昇率は01年11〜12月以来で最大となったことを受けてダウは58ドル高で引けた。米国では明日、株価指数先物と株式先物、株価指数オプション、個別株オプションの取引期限満了日に当たる『クアドプル・ウイッチング』(日本のメジャーSQに相当)のため方向感の乏しい展開だった。米バロンズ誌での座談会で、万年弱気の代表格のファーバー氏が日本株に強気発言し、日本株ETFと三菱UFGを買い推奨したという。
東京市場は前場引けで29円41銭高の9733円13銭だった。日経平均株価は今週に入って432円(約4.3%)の下落で、「調整の週」となった。この間、市場では異変も起きたという。関係筋によると、「昨日までの3日間で寄り前に、市場に不可解な日経型インデックスが流入した。大量の売りを入れた後にキャンセルが相次ぐという格好で一時は値嵩株が軒並み売り気配となった。その後、寄りの直前にキャンセルされ混乱した」(市場筋)という。環境関連株が、利食いに推されている展開だが、来週から大型投信の設定が相次ぐ。24日には野村の「グリーン・テクノロジー・ファンド」(上限1200億円)、26日には大和住銀投資顧問の「環境ビジネス日本株オープン」(上限500億円)。また環境関連ではないが24日には「野村ピクテ・ジェネリック&ゲノム・ファンド」(上限1000億円)が設定される。また、来週は5月の北米地域半導体製造装置BBの上昇を背景としたハイテク株なども物色される展開になりそうだ。