『魔の水曜日』に異変なし
- 東京市場の前場は、米ナスダック総合指数の値上がりなどを受けて主力株を中心に買いが旺盛で堅調な展開を見せている。今週の金曜日がSQとあって物色難の中、逆に大手の機関投資家の動きが鈍いことを見越して、「短期資金がこの数日間、往年の仕手株に飛び火した。兼松日産農林、第一屋製パン、宮路エンジニアリング、紀州製紙などの暗躍がそれ。いずれも1000万株を超える大商いを演じたが、今日は利益確定の売りに押されている。危なくてSQまでは持てないということだろう。あくまでも幕間つなぎと見ているが、SQ後にまた仕手株が乱舞することも考えられる」(市場筋)。今日は、SQ前の『魔の水曜日』。市場は荒れると見られたが、前場段階ではその兆候は見られなかった。
NYは、ナスダック指数とS&P500種指数が上昇下。原油先物が大幅反発(昨年11月以来初めてドル台で引けた)したのに連れ高しエネルギー株が上昇したほか素材関連も鉄鋼株を筆頭に値を上げた。
新光総合研究所が、東証一部指定銘柄候補を探ると題して18銘柄をスクリーニングした。いずれも東証2部に上場後4年経過した銘柄。09年に入ってから5月までに一部指定になった銘柄数は2銘柄と、IPO市場は不活発になっている。景気回復に伴って今後は再び、IPOも注目を集めることとなろう。具体銘柄はベネフィット・ワン、エスアールジータカミヤ、キタムラ、大黒天物産、アルコニックス、プレサンスコーポレーション、クスリのアオキ、ニフティ、早稲田アカデミー、ノエビア、ミヤノ、TAIYO、不二電機工業、オオゼキ、SHOEI、トーセイ、イノテック、東京デリカである。