4ケタは必至

野村ホールディングス  [8604] 東証1部 時価:785円

日経平均は一時9900円台へ乗せ、年初来高値を更新した。景気の底入れ感に伴い内外投資家の買い意欲の増大が株価を押し上げている。輸出関連のボリューム株や景気敏感株の大手商社などの上昇が目立つ。そのなかで野村HDなどを筆頭に証券株の出遅れが目立つ。最大手の野村HDは780円台へ上げているものの、まだ、年初高値(776円)をわずかに上回る程度で日経平均が1万円の大台乗せの段階ではその上昇主役を務める公算が大きい。マーケットの活況感が即株価に反応するからだ。委託投信手数料の増加、追加コスト削減、引受収益の増加などで今期収益が急回復する見通しにある。10年3月期の会社計画(3000億円の営業赤字)は保守的であり、損益幅は大幅に縮小される可能性が出てきた。モルガン・スタンレー証券は野村HDをオーバーウェイトへ引き上げ、目標株価を従来の690円から970円としたが、その株価目標もかなり慎重であり、昨年10月水準(1300〜1500円)を中期的に示現する可能性があると考えている。