「エコ産業」へ株価イメージは一新

ダイセキ [9793] 東証1部 時価:2,140円

「汚い」というイメージの強かった産業廃棄物処理産業は「エコ産業」へ変貌。この観点から株価を見直す動きが出ている。ダイセキは取扱い難度が高い廃油・は廃酸・汚泥分野の最大手でこの業界の中でトップランクの成長力を保っている。産業廃棄物処理関連の市場規模は2000年の2兆9000億円から2010年には6兆9000億円(環境省)へ2.4倍に急拡大している。1994年8月に施行された環境基本法で企業のコンプライアンス意識が高まるとともにリサイクル処理技術の進展、リサイクル燃料への需要増大がその背景となっている。ダイセキの10年2月期の営業利益こそは景気後退の影響で前期比21.7%減の60億円へ落ち込むものの、「10年2月期は75億円へ回復する。原油価格が持ち直しリサイクル燃料の需要が再び高まる予想」(会社側)から増益転換を見込んでいる。6月4日に「買い」で新規カバーを開始したメリルリンチでは11年2月期の営業利益は98億円へ続伸しEPSは今期の71円から93円へ向上するという。環境・エコ企業への投資家の関心度は日増しに高まっていることを考えると現在の株価水準は絶好の買い局面にあり、3000円台奪回は十分にあると判断した。