NYは過剰流動性相場
- 東京市場は、小幅ながら6日続伸、前場は34円高で引けた。NY高に加えて市場には「大量の資金が流入しつつある。利益確定の動きも出ているが下値での買い意欲は旺盛だ」(市場筋)。今日の外人動向では差し引き520万株の買い越しと、米系・欧州系ともに2日連続の買い越しとなった。ただ、この連騰による過熱感も高まっており、「新しい材料が欲しいところだが、東京市場には再度の北朝鮮のミサイル問題が底流にあり、様子を見たいという動きも出てきている」(同)ともいう。
一方のNYでは、最悪期は過ぎたとの見方が広がっている。メディアはGM問題を連日伝えているが織り込み済みと、全く相場には影響がないという。製造業とハイテク株が人気を集め、石油や金価格相場の上昇でエネルギー株なども買われている。ダウの更なる上昇を見込んでヘッジファンドがダウ指数連動ファンドを商品化し人気を集めているほか、現金比率を高めていたヘッジファンドが最近はキャッシュをリスク資産に投下し始め、ここに来て大学基金や公的年金なども株式や商品などのリスク資産市場に流れつつある。いずれにせよ、過剰流動性に支えられた金融相場がNYで演じられており、この動きは今後とも続くとの見方が強いという。