100万円まで売り圧力は薄い

国際石油開発帝石 [1605] 東証1部 時価:798,000円

前場は一時81万円へ上伸。今年高値を更新した。先週末のNY原油先物価格は1バレル=68.31ドル(9月先物)と昨年11月以来の水準へ上げたことから当然の反応と思われるが、原油をはじめ国際商品へ投資資金が還流しているため原油価格の先高感は高く、一段と水準を上げる公算が大きい。10年3月期の会社計画前提は1ドル=95円、原油価格は1バレル=52.5ドル。この前提をもとに今期営業利益は3010億円(前期比54%減)を見込んでいるが、60ドル台後半の原油価格から上方修正される可能性が強い。原油価格が1ドル上昇した場合、純利益は17億円上乗せされる。一方原油需要の急速な後退と価格下落中も天然ガス開発は継続中だ。イクシスLNG開発プロジェクトは石油換算で日量10万バレルを2015年から生産を始める。また、アバディLNGプロジェクトは昨年9月にインドネシア政府から開発計画の基本承認を得て、2016年から年間450万トンの天然ガスを生産開始する。100万円台から一気に底割れしたため、100万円まで大きな売り圧力がないことも挙げ足を今後速まると考える。