出遅れ著しい
- 中外炉工業 [1964] 東証1部 時価:257円
工業炉大手の中外炉工業の出遅れが著しい。1月高値(309円)に対し現在の株価は260円台。日経平均が年初来高値をつけるなかで中外炉工業の出遅れ修正高を期待する。株価が出遅れているのは、10年3月期の会社計画が前期比大幅な減収・減益を見込んでいるためだ。主要顧客である鉄鋼・自動車の設備投資の冷え込みを懸念している。営業利益は前期比53?減の24億円の予想だが、この会社計画そのものがかなり保守的で業績は今期をボトムに来期以降から急回復が予想される。小型成長株の掘り起こしで定評のある、いちよし経済研究所では、新興国の自動車需要の伸長と自動車、鉄鋼業界向けの需要底入れを根拠に来期の営業利益は38億円へ急回復を見込んでいる。この利益が実現すれば、EPSは31円へ跳ね上がる。この株価水準なら十分に採算がとれると考える。