不穏な動き

住友金属鉱山  [5713] 東証1部 時価:1,262円

ドル為替は一時93円台へ上伸。為替の円高はドルへの不信を反映したもので世界的な金融不安が再び起ころうとしている。今回は米格付け会社が米国債のレーティングを引き下げるのではという観測が原因でNY金先物価格は2ヶ月ぶりの高値となり、住友金属鉱山の非鉄メジャーとしての存在が再びクローズアップされる見通しだ。国際商品市場が今後、動意付いてくる背景を大和総研では、景気回復の期待感に加え、「ドル安懸念」を大きな根拠を挙げている。金に付いては、さらに強気の見通しである。一つは金残高が趨勢的に減少していること。さらに中長期的な金需要国として中国による金準備の積み増しが価格上昇に弾みをつける公算があるという。10年3月期の営業利益計画は、前期比32%増の1400億円を見込んでいるが、この会社前提は、為替が1ドル=95円、金が85ドル。当然、今期業績は上ぶれする公算が大きい。株価は1500円を目指している。