短期100円高は固い

SECカーボン [5304] 大証2部 時価:497円

電炉向けのほか、アルミ向けも供給する独立系炭素製品メーカーで07年には2450円の高値実績を持つ。その後の株価は原材料高と鉄鋼向け需要の後退などで260円まで下落した。足元の株価は400円台後半へ値戻ししているが、今後も大幅な上昇が予想される。業績の急速な回復が見込まれるからだ。09年3月期営業利益は前の期に比べ45%減と大幅な落ち込みとなった。この背景は「人造黒鉛電極やアルミ精錬用炭素製品の需要が急速に減った」(同社IR)ためで今期営業利益は前期比25%増の43億7000万円へ急回復する。「アルミ精錬用炭素製品は需要の落ち込みが少ないことに加え、人造黒鉛電極も期後半から回復へ向かう」(同)。ただし、この会社計画はかなり保守的で電極のアジア向け大型案件を控えていること、さらに電極の値上げを予定していることなどから外資系証券によると、営業利益は前期比5割アップの55億円へ拡大する可能性が高いという。会社計画の今期予想EPSは61.5円。レシオは8倍に過ぎず短期100円高は固いと読む。