中間反騰相場の終盤戦

MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)指数の四半期ごとの定期組み入れ銘柄見直しが発表された。日本株では新規採用はリンナイ(5947)、GSユアサ(6674)、日本マクドナルドHLDG(2702)、の3銘柄。一方、除外は長谷工(1808)、武富士(8564)、NECエレ(6723)、アルプス電(6770)の4銘柄である。いずれもMSCI指数への反映は5月29日の引け値段階となり、次回の定期見直しは8月となる。市場では新規採用銘柄の一角が買われた。日経平均株価は米国の株安・円高を嫌気され、今日は朝方から安い展開となった。野村の金融研究所では、現段階は中間反騰相場の終盤戦と判断、当面は内需の景気敏感株セクターに注目との分析である。というのも、日本の相場は最近の株価上昇の過程で景気敏感循環株(鉄鋼・自動車・電機など)が顕著に上昇し、内需株の出遅れが鮮明であること。景気敏感循環株の躍動は、世界景気回復の初期段階と見ての動きだが、米国の官民合同投資ファンドの出動は6〜7月の話であり、むしろ国内で割安感の強い商社や、内需系では相対株価に回復感のある小売リ、また補正予算の衆議院通過もあって、建設株などに注目したい――と。