「大間のマグロ」価格上昇
- 大都魚類 [8044] 東証1部 時価:101円
高級魚で知られる大間のマグロ価格が底打ち上昇の気配という。水産荷受け大手の大都魚類が11日に発表した10年3月期の営業利益は、前期比8割近い回復となる見通しを発表した。「リーマンブラザーズの破綻以降、急速な個人消費の低迷が魚価の低迷を招き、消費量も落ち込んだ。このため、前期の売上高は10%減り、営業利益は47%も減少したが、今期は高級魚の代表格である大間のマグロを中心に魚価が底入れから上向きに転じており、営業利益は8割増の5億5000万円へ急回復を見込む」(大都魚類国司専務)。この会社を強く注目する理由は隠れた超優良企業であること。「当社は創業以来、赤字決算の経験がなく、純投資として銀行株などを多く保有する。30億円を超える現預金を抱えるのは、水産荷受という業態でキャッシュを多く必要とすることもあるが、創業以来、堅実経営に徹し現預金が積みあがった」(同)という。1株当たり純資産は389円に達する。前場の株価は101円。PBRは0.25倍に過ぎない。5割高は望めそうである。