大勢ブル波動入りか


連休明けの7日の東京市場は急騰し前場引けは401・65円高の9379・02円と、1月7日の取引時間中につけた高値9325円を上抜いた。米ダウが日本のGW休み中に300ドルも上昇、7日の寄り付き前の外人動向で2940万株の大幅買い越し(08年10月14日以来=2570万株)となったことも支援材料となり物色も自動車や電機などから素材、内需に移行するなど好循環を見せた。米国では懸念材料となっていたストレステストの結果が報道され、バンクオブアメリカ、シティグループなどが資本増強の必要があると判断された模様(正確には日本時間で明日朝6時に発表予定)だが、「ウオール街は、今は悪材料には鈍感・好材料には敏感という楽観ムードが支配している。投資家も最悪期は経過しつつあるとの認識だ」(大手証券)という。日本時間で4月30日深夜に米クライスラー社が破産法の適用(チャプター11)の申請を行なったが、ゴールドマンサックスは、これにより日系メーカーの米国シェアが拡大するとの見方から、トヨタ、ホンダを買い推奨した。
今後の日本株の展開だが、国内大手証券の一角では日経平均株価は昨年11月5日の高値9521円を抜け大勢ブルトレンド入り、日経平均株価で1万1200円までの上昇もあり得る、としている。PERでは東証一部平均が172倍(4月15日現在)という超異常値ながら、PBRでは0・95倍と超割安であること、さらに現在は配当利回りと国債利回りとが逆転しており(通常は配当利回りのほうが低い)、これが再逆転する際には株価は過去3回の経験則で60%上昇する習性があること、を上げている。