仕手性健在で相場のカギを握る

ジーエス・ユアサ [6674] 東証1部 時価:484円

先週末は昨年末来の相場上昇を牽引したジーエス・ユアサなど仕手材料が急落し地合いを一層悪くした。しかし、ジーエス・ユアサは小幅ながら上昇し、つれて材料株の一角が締まった。ジーエス・ユアサはいったん461円まで下落したが、引けにかけて切り返したためだ。ザラ場に460円前半まで下げたことで1月8日高値(562円)をピークにした短期調整は終了した感がある。ただ、5日線と25日線が交錯した状態にあり、チャート上の調整未了感はあるものの、取り組みは売り残が3300万株を超える株不足状態であり、仕手妙味は消えたとはいえない。今週から第3四半期(4−12月期)の決算発表が本格化する。ハイテク株や自動車株などは先行きの業績警戒感がさらに強く、短期資金が優良・ハイテク株に向かいにくいことを考えると、相場の方向性は、やはり、同社株を筆頭にした電池、環境、農業関連の次世代の成長株と考える。ジーエス・ユアサが盛り返せば、井関、FDK、明電舎など一連の材料株が吹き返すことが期待され、同社株の動向から一層目を離せない。