研磨剤が大きく利益を牽引

冨士紡ホールディングス  [3104] 東証1部 時価:176円

08年1Q(4〜6月)の営業利益は前年同期比31%の大幅増益となった。要因は、主力の電子機器製造用研磨パッドが好調を持続しているためである。売り上げの約半分を占めるLCD(液晶表示装置)ガラス用の売り上げは2Q以降一段と伸びる見込みで通期では10〜20%の売り上げ増となる見込みだ。研磨剤のハードディスク用については前年同期比で50%増をマークした。またCMP(半導体製造用の研磨)パッドは売り上げが倍増のペースで伸びている。通期ではLCD(液晶表示装置)ガラス用の研磨パッドは世界シェア40%(現・30%)を占める見込みであるほか、ハードディスク向けの研磨パッドはすでに世界シェアの70%を握っており、この比率もさらにアップする見通しである。研磨剤事業が利益を大きく牽引していく構造は変わらない。