中長期で「買い」
- 日本風力開発 [2766] 東証1部 時価:285,200円
原油価格のピークアウト感に伴い資源・エネルギー関連株の下落がきつい。風力発電の売電事業が快調な日本風力開発も今年高値比5割近く下落したままである。しかし、この水準は中長期的に「買い」との見方をしている。風力発電機の販売仲介を行う風力発電所開発と風力発電所からの電力を売る売電事業が主な事業でこのうち売電事業が今後急飛躍する見込みだ。強みは風力発電の最大の問題点である出力変動を、蓄電池を用いて安定化させたこと。従来の風力発電は出力の変動が高く、電力が安定しないため、電力会社から受け入れ容量を制限されたほか、買い取り単価が他電源の3分の1程度に決まるなどビジネス上不利があった。これを解消した点を評価している。同社は世界初の蓄電池併設型の風力発電所を開発しており、ビジネス上の不利はさらに取り除かれ、売電量は今後飛躍的に伸びる見通しなった。野村證券では、08年3月期営業利益16億5000万円が09年3月期に同36億円、10年3月期に同40億円、11年3月期に同48億円と利益の大幅アップを予想している。