減益幅縮小も
- 名村造船所 [7014] 大証1部 時価:434円
造船は鋼材など原材料高の直撃を受け、各社の台所は非常に苦しい状況だが、中堅造船の名村造船所は、新造船受注の拡大に加え修繕船の好調により09年3月期の第1四半期(4−6月期)の出足は順調だ。12日に発表した第1四半期の連結経常利益は前年同期の1億5600万円から17億4800万円へ大幅改善した。23万トン級の鉱石運搬船、3万2000トン級の運搬船など合計5艘の完工・引渡しがあったことに加え、船価改善、さら海運市況の上昇に伴う修繕船の利益率改善などにより収益は大幅にアップした。鋼材価格、為替の動向など不透明材料が多く、通期の連結営業利益は期初の75億円、前期比22.2%減の見通しを据え置いたが、上期計画(3億円の赤字)を第1四半期において大幅超過しており、通期連結経常利益は期初計画から上ぶれする公算が大きく、減益幅はかなり縮小する見通しとなった。