順調な滑り出し
- テルモ [4543] 東証1部 時価:5,770円
業績の先行き不透明感が膨らみ、投資意欲が減速するなかで好不況にかかわらず手堅い収益を上げているのが医薬品関連。カテーテルという医薬用チューブを得意とするテルモの第1四半期(4−6月期)の連結営業利益が4.4%の小幅減益となったものの、会社計画線の数値にとどまり、順調な滑り出しとなった。売上高は為替の影響などがあったが、欧州やアジアを中心にカテーテルなどが2ケタ増となり3.1%の増収。09年3月期は会社計画(売上高3180億円、3.8%増、営業利益680億円、1.6%増)は据え置かれたものの、第2四半期以降は、カテーテルシステムや輸血関連の新製品寄与などで連結営業利益は前期比4.6%増へ上ぶれが見込まれる。今期からスタートした3ヵ年計画(売上高4000億円、営業利益850億円)の実現性が一層現実味を帯びて来る。