水関連で今後も飛躍
- 栗田工業 [6370] 東証1部 時価:4,370円
今期の第1Q決算は売上高411億円(前年比1.4%増)、営業利益は48億円(同3%増)と好調な出足。同社の注目点は、高採算の精密洗浄事業と超純水供給事業だが、いずれも好調をキープしている。超純水供給事業はフォトレジスト等の薬品を洗浄するためのものだが、売上高は今期240億円の予想だったが、シャープの堺工場の本格稼動で390億円に拡大する見込みである。栗田工業といえば水処理・再生に関する世界的なメーカー。地球温暖化で世界はいま水不足問題が深刻化しており、OECDによれば世界34カ国の水関連のインフラへの投資が25年には年間1兆ドルを超えると予測している。同社の経営戦略はこの部門に当てられており、中長期的に注目されることになる見込みである。大手外資系証券では、当面の同社の目標株価を4100円とした。