海外評価は高い
- 三菱電機 [6503] 東証1部 時価:1,076円
09年3月期の会社計画の連結営業利益は2600億円、前期比0.3%増。4−6月期の同利益は674億円。前年同期比2%増で大方の予想である570億円を上回り、出足はかなり堅調との印象。セクター別では産業用メカトロニクス、家庭用電器が前年同期を上回り、売上高はほぼ横ばいを確保。海外売上高は北米の伸び鈍化を欧州、アジアでカバーした。利益については、産業用メカトロニクスや家庭電器が売上増加に伴い収益増加したほか、情報通信が携帯電話の撤退から採算が改善。素材価格高騰分(約40億円)は生産性の改善で吸収した。通期の今期業績見通しは変更しなかった。第1四半期について、海外証券の評価は良かった。ドイツ証券では第1四半期をポジティブと評価し、第2四半期以降も値上げや工程改善の正攻法に加え、不採算事業の撤退など同社のコスト削減余地はあるとして、「BUY」を継続、1350円の従来目標株価を継続。クレディスイスも上期上ぶれ分に加え、FA受注の好調、さらに自動車の米国減産を国内・東欧でカバーし工場のフル稼働は維持できるとして、上期営業利益は会社計画を上ぶれし前年並みの1300億円は可能としている。