上期上方修正も保守的

ダイハツディーゼル  [6023] 大証2部 時価:1,220円

ダイハツディーゼルの第1四半期(4−6月)連結経常利益は前年同期比約2倍近い20億2500万円と伸びとなり、9月中間期の連結経常利益見通しを従来予想の20億円から30億円へ引き上げた。第1四半期が好調だったことについて、会社側は「主力の新造船向け発電用ディーゼルエンジンの販売が好調だったことに加え、収益性の高いメンテナンス工事の売上が前年同期比で18?増えたことなどで売上高の増加に伴う収益のアップ」と説明している。また、当初想定した資材価格の上昇は第1四半期に反映されていないことも利益を押し上げた要因として挙げている。上期の経常利益見通しを上方修正したものの第2四半期の連結経常利益は第1四半期の約半分にとどまる。これは資材価格の上昇を織り込んでいるためである。ただし、会社側の見通しはかなり保守的と受け止めたい。資材上昇分は通期で10億円程度(営業利益)と想定される。一方で船用ディーゼルエンジンは旺盛な海外需要を背景に需給がタイトであることに加え、鋼材価格の販売価格への転嫁が順調に捗ることを考えると会社側の見通しは保守的と考えられ、通期見通しについては中間決算段階で上方修正される可能性がかなり高いと判断している。