石油・肥料プラントが好調

東洋エンジニアリング  [6330] 東証1部 時価:766円

東洋エンジニアリングの株価は3月安値をボトムに右肩上がりをたどっている。千代田化工、日揮など日本トップのプラントメーカーが調整安を余儀なくされているなかで同社の株価堅調は異彩を放つ存在だ。海外筋が積極的に買い進んでいる形跡がある。中東・アジア向けのプラント受注が増えていることに加え、総合的な収益強化策が実り、このところの収益好調を評価した買いと思われる。「中東、中南米向けプラントが増えている。世界的な資源・エネルギー不足から資源国向けが多く、前期末の受注残は4440億円と手一杯の状態」(会社側)という。このため、今期の売上げは若干減収となるものの、営業利益は前期比12.8%増と逆に増える。「選別受注とコスト削減に努めている」(同)ためだ。ブラジルの国営石油公社・ペトロブラス、さらに中東・インドなどから石油・石化の大口案件が目立つほか肥料プラントも好調。三井化学から発足した関係で尿素技術では世界3大メーカーの一つで食糧資源問題の高まりからこの分野の受注が増えている。