炭素繊維増産効果大きい
- 日本カーボン[5302] 東証1部 時価:556円
電極大手の日本カーボンは太陽光発電向けなどに急速に需要が拡大している炭素繊維の生産能力増強を10日に決め発表した。当社の炭素繊維はこのところ年率30%の成長を遂げている。現在の生産拠点は滋賀工場で年産能力は300トン。2004年に比べほぼ倍増しているが、いぜん、フル操業の状況。更なる需要増が見込まれるため、白河工場内(福島・白河)に成形断熱製造用ラインを新設することになった。稼動は09年4月の予定で設備投資額は30億円。この結果、炭素繊維の生産能力は600トンに引き上げられる。炭素繊維増強は同社業績にプラスの影響を与え、株価の押し上げ要因と考える。来期以降の業績見通しにほとんど織り込んでいないからだ。同製品の売上高は09年に80億円、11年には110億円と急拡大する見通しで営業マージンは20%の半ば(外国証券)といわれ、来期以降の業績に大きく寄与することになる。なお、中間期決算は8月15日に発表する。