受注船価上昇

三井造船に押し上げ要因

バルクキャリア(ばらつみ貨物船)の新造船の受注単価が上昇している。バルクキャリアの船価は今年に入り95百万ドル/1艘(前年同月比9.8?増)で推移していたが、6月から7月上旬にかけて96.5百万ドルへ上げている。超大型のVLCCでは2週連続の上げとなった。海上荷動きの活発化や厚板など資材価格の上昇を反映したもので今後もしばらく受注船価の上昇が続く(野村證券)見通し。船舶比率の高い三井造船では「船舶は個別受注のため、一概にいえないもの船価の上昇傾向はここ数年続いている」という。造船会社の頭の痛いところは厚板など資材価格の急上昇。鉄鋼メーカーとは今年3割の値上げを飲まされており、収益への影響が懸念されている。しかし、ここに来ての船価上昇は資材価格の上昇を転嫁できてきたことを現すもので株価の押し上げ要因として作用しよう。三井造船(7003)のほかダイハツディーゼル(6023)、中北製作所(6496)、イーグル工業 (6486)などに注目したい。