買収効果が下期から寄与

ローム  [6963] 東証1部 時価:6,110円

8日は6000円台を割り込み1昨年来の安値となった。厳しい電子部品の環境を反映したものだが、中長期的に大底と考える。09年3月期の会社計画の連結営業利益は前期比34.7%減の440億円。円高と集積回路などの受注減を見込み大幅減益を予想しているが、株価の下落ですでに業績の鈍化は織り込み済みである。加えて会社計画にはOKIセミコンコンダク買収に伴う業績寄与を見込んでおらず、中間期段階で増額修正される可能性があり、足元の株価は大勢的に仕込みゾーンと判断している。第1四半期(4−6月期)の決算開示は8月8日の予定。会社側によると「今期は厳しい状況ながら4−6月期は会社計画線で進んだ。」という。同社は垂直統合型半導体企業を目指し沖電気の半導体事業を買収することで基本合意している。沖電気の半導体部門の前期業績は売上高1415億円、営業利益38億円。営業譲渡は10月1日付け。このため、下期から買収効果が上乗せされる見込み。