「ガソリン高」効果

ローソン  [2651] 東証1部 時価:5,100円

大手コンビニの第1四半期(3−5月)の決算が出揃った。個人消費の減速が懸念されるなかで大手コンビニは予想を上回る好調さとなった。ファミリーマートとローソンの連結純益は第1四半期としては過去最高となり、サークルKサンクスは計画より減益率が縮小した。たばこ自動販売機用成人認識カード「タスポ」導入に伴うたばこの販売増と消費者が外食よりもお持ち帰り弁当を選ぶ「中食」志向の高まりという二つの追い風が背景にある。三菱商事系でコンビニ2位のローソンの第1四半期の連結営業利益は前年同期比12.6%増の120億1100万円となり、第1四半期では過去最高の純益(64億8600万円)を達成した。新業態の「ローソンプラス」の新店効果のほか、たばこ販売の既存店売上が2.7%伸びた。さらにガソリン価格の上昇が逆に追い風となった。消費者が車を利用した外食を控える傾向があり、弁当、おにぎりなどの中食が伸びた効果も指摘された。欧州系証券は目標株価を引き上げている。