中長期で仕込みゾーン

ニチアス [5393] 東証1部 時価:333円

07年の建材製品の耐火認定不正取得という不祥事発生で株価は急落。株価はピークの1369円から310円へ崩落した同社株はこのところ330円台で小康状態。だが、この水準は中長期的に仕込みのゾーンだ。今期09年3月期の経常利益は前期比29%減(100億円)見込みを公表しているが、来期から増益転換が想定されているためだ。今期減益計画は耐火認定不正取得の不祥事で、建材事業で大幅な費用増が見込まれるほか半導体製造関連の需要が落ち込むためだ。8月上旬に発表を予定している第1四半期業績は会社計画通り推移した模様で「通期も減益は避けられない」(同社)。ただ、来期以降については、建材事業が今期の大幅な赤字から通常営業ベースに戻るほか、注力中の自動車部品売上が拡大し増益転換しよう。銀行系証券では来期の経常利益は今期予想比14?アップの132億円を予想し、EPSは61円へ回復すると見ている