原油価格は7ヶ月ぶりの高値
- 三井物産 [8031] 東証1部 時価:1,453円
先週末のNYダウ平均は122ドル高。2月の米雇用統計で非農業者雇用者数は3万6000人減。エコノミスト予想の6万8000人を下回り、景気回復が力強さを増しつつあるとの見方が強まり大幅高となった。S&Pは6営業日続伸。ドル高と株価上伸を受け原油価格は7ヶ月ぶりの高値をつけエネルギー株が大幅に上昇した。ドルは対円で上昇。90円台へ円安が進んだ。シカゴ先物は大証価格の150円上回っており、米株高と円安を受けて東京市場は上離れて始まる。問題はこの勢いが続くかだ。3月特有の決算対策売りは想定より出ていないようだ。企業収益の堅調などを考えると1月末以降の調整を脱し予想より早く新しいステージへ向かいそうだ。三井物産を改めて注目するのは外部環境の好転である。特に収益構造の上で大きな比重を占める資源・エネルギー価格の上昇は株価へ大きなインパクトを与えよう。NY原油先物価格は7ヶ月ぶりの高値をつけている。5日に商社のセクター判断を引き上げたメリル・リンチは、11年3月期のV字型の業績回復、直近の積極的な投資などから三井物産のトータル・リターンはセクターのなかでトップピットと位置づけた。1月高値をクリアし2000円株価奪回は早いと考える。