稀な大成長企業

ウエストHG [1407] JQ 時価:1,323円

米国株高を受け高く始まったものの買い気が広がらず前場は小反落。ソニー、アドバンテスト、キャノンなどが僅かに物色されたほか、ツガミの急反騰が目立った程度。売買高は7億3000万株。このところは薄商いが続いている。薄商いは長期化しそうだ。米欧や新興国の景気の先行き不透明感があるからだ。ギリシャの財政問題についても「大きな問題には発展しないだろうという見方はある反面、解決の糸口も掴みづらく、投資家は動けない」(日経)。このため、当面は業績回復感の強い売り込み株か小型成長株という結論に至る。売り込み株ではツガミ、鬼怒川ゴムなどだ。住宅用太陽光パネルの施工請負と関連サービスを提供するウェストHDの10年8月期営業利益見通しは前期比2.48倍の18億9200万円。1株当たり利益は190円。今後3年間に「12年8月期までに年率30%の増収と年率55%の営業増益」(会社側)を目指す。そのカギは販売面におけるヤマダ電機の存在だ。「ヤマダ電機の販売チャンネルを活用したことで太陽光パネルと施工が急増。太陽光では9割、全体では56%がヤマダ電機経路」(同)という。太陽光住宅は政府の支援とエコ追求の顧客ニューズがマッチし高成長は期待できる有力の分野だ。このなかでウェストHDは稀な大成長企業である。前場は85円高も大勢的には底値水準。昨年10月高値(1940円)へ迫る上昇が期待できよう。