これから本格上昇

三井松島 [1518] 東証1部 時価:167円

東京市場は米国など海外株式の動向に益々振れやすい状況だ。昨日の米国株は91ドル高。FRB(連邦準備理事会)のバーナンキ議長は、米経済は低金利を維持することが必要だと述べた。米景気回復は初期段階であり、FF(フェデラルファンド)金利誘導目標を指示する異例な低水準を正当化する可能性が高いと受け止められ、JPモルガンなど金融株が上げを牽引した。本日は昨日の下げを挽回する上昇となろう。だが、相場の核は低位売り込み株だ。前場は主力株が引っ張る可能性が高いものの、上げ一巡後は、低位材料株へ移るだろう。不二家、日本カーバイド、クラリオン、鬼怒川ゴム、河合楽器のほかジーエス・ユアサ、クラボウなどは引き続き注目されよう。三井松島は本格上昇局面へ入ろうとしている。豪州の子会社を通じ日本の電力会社や鉄鋼メーカーに石炭を供給している。石炭の年間取扱高は約415万トン。そのうち141万トンが自社権益分である。この豪州子会社が石炭価格の上昇で利益がアップしている。第3四半期営業利益は41億8400万円(前年同期比2.8%増)。すでに通期営業利益計画(40億円)を超過した。来期営業利益は60億円へ乗せる可能性が高く、株価はつれて230〜280円へ向かう公算が大きいと考える。