理想買いから現実買いへ転換
- ジーエス・ユアサ [6674] 東証1部 時価:629円
前場は反落。米国安はあったものの昨日の上げが大きかった分、利益確定の売りに下げた。ドル円は小幅上昇していることも響いている。売買高も少なく、材料株の一角が上げている。主力株には大手銀行の売り継続が上値を抑えており、この分、投資資金は材料株に向かわざるを得ない状況だ。ジーエス・ユアサは大商いのうちに続伸。20日、日経がリチウムイオン電池製造子会社である「リチウムエナジージャパン」の生産計画が上方修正されると報道したことが契機となった。報道ではリチウムエナジージャパンは2009年度に2000台分を生産したが、今後の生産計画は2010年度9000台(従来の生産計画は6000台)、2011年度は2万台(同1万6000台)とそれぞれ約5割引き上げる。ジーエス・ユアサでは大型リチウムイオン電池の売上高を2009年度70億円、2010年度200億円、2011年度250億円を計画。日経報道どおりなら2010年度50億円、2011年度に100億円程度の増収要因になる。収益インパクト限定的ではあるが、環境対策車、なかでもリチウムイオン電池搭載車への関心が日増しに高まっていることを考えると昨年の理想買いの段階を終え現実買いへ一歩前進する新しい相場へ向かいつつあると考えている。