まだ、まだ割安

日本カーバイド [4064] 東証1部 時価:151円

米FRBは公定歩合を0.25ポイント引き上げた。これを受けドル円は一時92円台へ上昇。為替の円安を好感する買いに前場はハイテクや輸出株が上昇する場面があった。だが、今夕の米国株の動きを見極めたいとする売りが次第に広がり日経平均は結局76円安。このところ、買いを集めていたツガミ、鬼怒川ゴムなど低位株も値を下げた。朝一情報のパイオニアは1円高に終った。週末事情も加わり後場は一段と見送り商状になりそうだ。だが、米利上げは「ベースマネーなど出口に向けて引締めていたので特別なサプライズはなく、早急な金融引締めに動くとは考えられない。米景気への悪影響は極めて小さく、日本株について円安はプラスに働く」(UBSひらかわ)。このため、過度な警戒は禁物と考える。物色はこのところ上げている低位株だろう。信用倍率の低い銘柄だ。ツガミ、鬼怒川ゴム、パイオニアなどは引き続き上昇過程にある。さらに大林道路、不二家、クラリオンなどを見守って行きたい。日本カーバイドの収益が大幅に向上している。液晶向け粘着材が好調なためで10年3月期営業利益は前期比69%増へ急増見込みでEPSは19.4円。株価は150円台へ乗せてきたが、まだ、まだ、割安。貸借倍率は1.69倍へ一気に低下。取組み妙味が出てきた。