受注激増
- ツガミ [6101] 東証1部 時価:377円
欧米株高を受け、前場はほぼ全面高。日経平均の上げ幅は200円を超えた。鉄鋼、機械、電機、精密から商社、金融株に至る主力株が大きく値を上げた。ギリシャの財政問題に対する不安感の後退などが好影響した。日本株の本格的な出直りは3月半ば以降と読んでいたが、その時期は前倒しされたようだ。昨報のアマダは43円高。アマダ高はオークマ、東芝機械などほかの工作機械株へ波及した。工作機械株が新しい台風の目となった。背景にあるのは、工作機械の受注底入れ→業績回復が鮮明となったこと。このなかで自動旋盤・研削盤のツガミに注目したい。主力生産拠点である中国工場は「昨年末からフル生産体制」(会社側)という。中国工場で作っているのは、パソコン用ハードディスク(HDD)駆動部品を精密加工する自動旋盤でアジアの新興国を中心としたパソコン需要が昨年末から急増している。「09年1−2月の月間5億円だった受注は9月に10億円レベルに達し12−1月は30億円へ増加。10年3月期は売上高130億円、営業損失5億円の予定。受注急増を背景に今期が業績のボトムを形成し来期回復を見込んでおり」(同)、来期は念願の復配へ進む公算が出てきた。1昨年高値(424円)を目指し展開へ入った。