通期収益見通しは保守的
- 三井松島 [1518] 東証1部 時価:155円
米国株安で前場の日経平均は40円安と反落。週初で海外勢の買いは入りにくく売買高も8億株台と低水準。今夕の米国株式は休場。上海など中華圏は春節で休暇入り。今週は海外勢の流入は一段と細る見通しだ。南欧州における財政問題がくすぶっているほか、中国当局は預金準備率を引き上げた。このように内外の投資環境は優れないため、保ち合い商状が長引く公算がある。だが、10−12月期GDP統計値に見られるように日本経済は着実な足取りで回復へ向かっており、下値を叩く投機筋もなく、膠着状態へ陥りそうだ。このなかで東亜道路、三井松島、日本カーバイド、河合楽器の低位株が確りだ。いずれも収益改善が手掛かり。東亜道路、三井松島、河合楽器は増配予定である。三井松島の株価変身性に期待したい。第3四半期(4−12月期)の営業利益は41億8400万円(前年同期比2.8%増)。連結子会社の豪州リデル炭鉱を中心に燃料事業の収益が大幅に改善。通期営業利益計画(40億円、前期比37.9%減)を第3四半期までに達成した。第4四半期(1−3月期)の収益がゼロとは考えにくく、最終的に計画を大幅超過する可能性がある。第4四半期の収益見通しをゼロとしたのは、為替など不透明要因が多いためとしており、保守的な計画との見方を言外に匂わせる発言を会社側はしている。補助金(数億円)を指し引いた実施EPSは20円。3円配当を考えると150円台の株価は安過ぎる。