大離れへ向かう
- 荏原 [6361] 東証1部 時価:419円
財政が悪化しているギリシアへドイツが支援する意向といわれる。ユーロがドル、円に対し上昇。国際的な金融不安がやや遠のいたことで東京市場は反発。日経平均は3日ぶりに1万円台を回復。前場はほぼ全面高となった。だが、買い戻しの域を出ておらず、機関投資家は様子見だ。ドル円が90円を超えてくるようだと、彼らは本気モードを取り戻すだろう。荏原は来期営業利益が史上最高益となる見込みが強く、業績の飛躍を受け大離れへ向かう公算が強い。10年3月期第3四半期営業利益は風水力事業が好調で65億9900万円を達成。通期営業利益見通しを従来予想の110億円から140億円へ引き上げている。前期の赤字から一転するのは、不採算事業の撤退とここ数年でエコ事業へ注力した効果だ。投資判断を「BUY」と目標株価を650円へ引き上げたUBS証券によると、来期営業利益は富津新工場移転費用などが一巡するほか事業構造改革効果が表面化するため、280億円と過去最高益(271億円)を13期ぶりの更新する見通しである。前場は28円高と跳ねているが、昨年9月高値(458円)へクリアして500円台へ向かうだろう。