好業績を見直す
- 大建工業 [7905] 東証1部 時価:267円
米国株安を受け、パナソニック、富士通、キャノンなどが売られ、前場の日経平均は44円安。1万円割れの状態が続いた。だが、トヨタ、およびトヨタ関連株が反発したほか、三菱商事やキリンなどが反発し底入れ感も一方で台頭している。前場の特徴は低位の好決算銘柄。朝一情報の大林道路は31.72%、日本カーバイドは25.68%とともに高騰した。いずれも想定外の好決算と増額修正が好感された。主力の好決算銘柄が織り込み済みとして売られるケースが多かったのと対象的で低位の好決算銘柄の予想以上の反応は驚きである。このことは外国人投資家の保有比率と関連が非常に深いことを意味する。大林道路、日本カーバイドの外国人保有株比率は3%台に過ぎない。このため、好決算といえども外国人投資家の保有比率の高い銘柄は要注意ということであろう。1月29日に10年3月期の収益見通しを大幅上方修正した大建工業に着目したい。「厳しい需要環境のなかで利益の出る体質に転換した」(会社側)ことが奏功し営業利益は前期比1.85倍の34億円へ急増する。外国人投資家保有比率は2.8%。好業績を見直す必要がある。