予想上回る上方修正
- ケーヒン [7251] 東証1部 時価:1,515円
前場の日経平均は49円安。2ヶ月ぶりに1万円台を一時割り込んだ。米国株は小幅に反発したものの、東京市場はソニー、パナソニック、キャノンなどが安く、調整場面が続いている。トヨタが続伸、好決算の日本光電工などが高かったものの、全体の買い意欲は後退している。東京市場が調整する背景は、米国経済指標が景気の足ふみ状態を示していること、再び円高への懸念が高まっていること、中国における金融引締めが行われつつあること、米国における新たな金融規制の動き、さらにトヨタのリコール問題などが指摘される。この結果、2010年度の企業収益回復シナリオに対して新たな懸念が台頭している。だが、世界経済の緩やかな拡大基調が崩れたわけでなく、現局面は3−5月高へ向かう調整局面と捉えたい。パイオニア、鬼怒川ゴム、不二家が堅調だ。新しく台頭してきたクラリオンも注意を払いたい。企業収益が著しく改善した銘柄のなかでホンダ系部品メーカーのケーヒンの急速な業績立ち直りに注目している。第3四半期営業利益は86億6700万円(前年同期比40%減)ながら会社計画を大幅超過した。このため、通期営業利益見通しを従来予想の59億円から123億円へ引き上げた。これを受けて前場は127円高と跳ねているが、海外証券では来期EPSは108円、再来期は129円へ激増すると予想しており、市場の注目度はさらに高まることは請け合いで押し場面を確り仕込みたい。