この勢いにつく

不二家 [2211] 東証1部 時価:191円

前場の日経平均は29円高と続伸。だが、一時は下げに転じる場面があった。トヨタ安のほか商社やハイテク株に利益確定の売りが広がり上値を抑えた。中国の金融引締めを警戒する動きはいぜんと残っている。前場の特徴はパイオニアを筆頭に不二家、ジーエス・ユアサ、鬼怒川ゴム、クラリオンなど材料性の強い銘柄の上昇である。日経が「三菱化学と資本提携」と報じたパイオニアは一時売買停止。売買再開後は大量の買いで上離れ前場は24円高、売買高は2500万株と膨らんだ。マネーはどうやら仕手材料株へ向かっているようだ。このなかで前場引けが191円(7円高)となり、昨年来高値を更新した不二家に再び注目する。第3四半期(4−12月期)までの決算発表は5日の予定。発表を前に買いにくい側面はあるものの、力強く上昇する勢いにつきたい。山崎製パンによる経営支援の奏功で業績は急速に立ち直っている。来・再来期の復配が見えてきた。一方、株価上昇は07年に実施した第3者割当増資価格(235円)を意識した買いだろうといわれている。「是が非でもこのラインを3月末までに上回りたい」裏事情があるとされる。3市場残は売り買いとも増加している。