外資包括提携、好決算で上値の予感!!

日本ケミカルリサーチ [4552] 大証2部 時価:1,178円

同社は遺伝子組み換えヒト成長ホルモン製剤を主力とするニッチ後続品薬品会社。2/1発表の22/3期第算四半期決算は既に昨12月に上方修正された延長線で大幅増益となった。主要因は世界第二位の薬品会社グラクソ・スミスクライン(GSK)との包括業務提携に伴う契約金等の収入増である。(因みにGSKは350万株×@800円=28億円の第三者割当を受ける)芦田社長は業界専門誌インタビューで「国際的企業であるGSKが認めるだけのモノ(製品)を当社が保有していることに大きな重みとメリットを感じている。GSKの信用は、海外展開を進める上で追い風になるだろう」と述べ、販路拡大に期待感を示した。具体的な戦略製品としては、国内で製造販売承認を取得したバイオ後続品のエリスロポエチン(EPO)製剤と、同社2品目のバイオ後続品として開発を進めているライソゾーム病治療薬(治療用酵素)を挙げた。足元はEPO製剤(腎臓透析中の貧血治療薬)が国内1000億円、世界1兆円市場といわれており、後発品(同社が原体生産、国内はキッセイ薬が製剤販売、海外はGSKが担当)ながら低コスト製造法により、十分に太刀打ち可能と見ている。発行済株式数約2800万株、売り上げ140億円の中小メーカーに世界の巨人がラブコールしたのは極めて興味深い。株価は足元03年10月の高値1165円をクリアしてきたが、99年の1700円、94年7500円の高値があり、夢は膨らむ!!