仕手化の色彩強まる

住江織物 [3501] 東証1部 時価:165円

米国株高と円安へ振れたことで東京市場は大幅続伸となった。調整一巡感が一気に高まり、一部のディフェンシブ株を除きほぼ全面高。週末の米雇用統計についても過剰な懸念はないだろうという楽観的な見方も浮上している。大幅続伸の背景はやはり企業業績の順調な回復がある。トヨタ、ホンダなど自動車株は上げ転換したことも買い安心を誘った。キャノンなどハイテク株は大きく戻している。多少の上下はあるものの、1月末以降の調整はすでに完了し今後はジリ高を辿るだろう。昨年来高値を更新したシチズンなど魅力一杯の銘柄も登場している。一貫推奨している鬼怒川ゴムは信用規制にもかかわらず大幅反発。ディラーの介入が少ない分、上げやすい環境となった。朝一情報の日本曹達、三井金属も大幅高。異色の存在を見せている住江織物に再度注目したい。主力の自動車用内装品が増勢に転じ10年5月期の営業利益は前期比14倍の11億円は13倍の13億円へさらに増額される見込み。来期も増益が期待される。株価は160円台へ上昇している。だが、いぜん割安感が強いほか、信用取組みの接近で仕手化の色彩を強めていることも注目される好材料である。低位の大化け株となる公算がある。