この局面を拾う
- 三桜工業 [6584] 東証1部 時価:584円
前場の日経平均の下げは39円(1万158.75円)。しかし、個別銘柄の下げでは結構きつい。住友電工(92円安)、コマツ(54円安)、三菱商事(66円安)、三井物産(48円安)、スタンレー(79円安)、ホンダ(106円安)など主力銘柄が大きく下げている。トヨタが引き起こした大規模なリコールの影響が広がっている。トヨタに続きホンダも中国でリコール問題を起こした。日本メーカーの生産技術の優秀性が疑われているのだ。年間生産台数に匹敵するトヨタのリコールは業績へ甚大な影響を及ぼすほか、ようやく回復しようとしている日本経済にも影響が波及するかも知れない。だが、問題のカローラに使用された部品は米国の部品メーカー製である。この点が救われる。全般の市況は調整色を一段と強めている。第3四半期で上振れた銘柄も売られ始めた。調整へ向かう典型的な商状だ。このなかで朝一情報の三桜工業は4円高。エコカー減税効果と人員削減などで10年3月期営業利益は前期比2.9倍へ大幅上方修正された。EPSは62.74円。レシオはまだ8倍台で1株当たり純資産は900円近い。昨年8月高値(648円)超えは必至と考える。