レシオ8倍でこの上離れにつく
- 三桜工業 [6584] 東証1部 時価:580円
先週末の東京市場は大幅続落。週末のNY株は下落。ドル円は90円台回復したが、ギリシアの財政危機、米国では新金融規制の懸念がくすぶる。中国に続き今度はインドが準備率を引き上げた。第3四半期(4−12月期)業績は市場予想を上回るものの決算は織り込み済みとの見方が多い。今週は米雇用統計や7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)が開催され市場の関心は深く波乱要因だ。先行き警戒感が高まり、急速な株価の上向きは期待しにくいとする意見が多い。だが、12月の貿易統計は輸出額が前年同月比でリーマン・ショック以来、1年3ヶ月ぶりにプラスに転じた。また、12月の鉱工業生産指数も08年9月以来のプラス転換。このように日本の景気は着実に回復の度を高めている。4日連続で日経平均は続落したが目先の調整に一服感がそろそろ高まる頃である。29日決算発表分では、住友金属鉱山、ファナック、日東電工、ドウシシャ、タカラレーベン、富士通、キーエンス、ユニチャームなどが目を引いた。28日に今期業績見通しを上方修正した三桜工業に着目したい。今期予想EPSは従来予想の40円から62円へ引き上げられた。自動車用部品は特に好調だった。株価はレシオ8.8倍。1株当たり純資産は900円近いことなどを考えると現在の株価は安すぎる。この上離れにつきたい。