魅力増幅
- 不二家 [2211] 東証1部 時価:181円
週末と米国株安。海外市況に左右される展開が相変わらず続いている。東京市場に占める海外勢の比率が高いのでやむを得ないかも知れないが、どうにも割り切れない思いを強くしている。前場の日経平均は162円安。トヨタのリーコル問題は相場全体に暗い影を落としている。トヨタ、およびトヨタ関連銘柄が引き続き軟調。不二家は6円高。出来高は309万株と高水準だ。きな臭い動きと27日に紹介済みだが、170円前後の揉み合いを上に離れる動きに魅力が増大している。山崎製パンによる経営再建は奏功している。10年3月期は営業黒字化する見込みだ。来期以降の復配が見えてきた。だが、これだけでは昨年5月安値(120円)をボトムにした株価上昇は説明しにくい。昨年10月高値(184円)は目の前だ。07年に実施した第3者割当増資価格(235円)を意識したものであれば、現在の株価より3割高は期待できる。為替、海外市況動向に関わりのない内需株として「野中の一本杉」的な株価上昇が想定される。