調整完了と上方修正
- 日本電気硝子 [5214] 東証1部 時価:1,211円
弱い地合いが続いている。オバマ大統領が打ち出した新金融規制案の影響と中国当局の引締めが市場心理を弱めている。新金融規制が「すんなり実施されたら世界の株式市場から相当の資金が引き揚げられる」(日経)恐怖感が根底にある。27日は米FOMC会合が開かれた。会合では長期にわたり低金利を維持する方針が示された。米景気は緩やかな回復を辿っているという。これを受けてドルと株は上昇した。ドル円は90円前後、NYダウ平均は41.87ドル高となった。このところ安かった電機、自動車や商社株に買い戻しが入るかが本日の大きなポイント。ソニー、ホンダ、東芝、キャノン、TDKなど代表的な製造業の業績は外需の好調で急回復している。日本を代表するこれらの銘柄がどのような反応を示すかだ。当研究所が連続推奨した鬼怒川ゴムは高値引け。トヨタは米国で大規模なリーコル、8車種の生産をストップしたことで日産自動車の米国市場における相対的な有利性が浮上する。日産系である鬼怒川ゴムはさらに上昇加速しよう。電気部品株は短期の調整が一巡した。27日に第3四半期業績を発表した日本電気硝子は通期の営業利益見通しを上方修正。今期営業利益見通しを925〜975億円へ引き上げた。フラットパネルディスプレイ用ガラスの需要が引き続き堅調である。外国人投資家好みの銘柄で急反発する可能性が高い。