きな臭い
- 不二家 [2211] 東証1部 時価:176円
前場の日経平均は30円高。ドル円は89円台半ば。やや小高いものの海外市場、特に中国市場動向が気掛かりで全体は様子見の展開から抜け出せていない。第3四半期業績は予想を上回りそうだが、市場では「織り込み済み」との見方が出ている。昨年末以来の相場上昇局面に一服感が漂い始めている。このようななかで異彩な動きを展開しているのが不二家。ご存知「ペコちゃん」で知られる老舗の菓子屋である。当面の業績は洋菓子事業の低迷で不振が続き。だが、山崎製パンの支援奏功と洋菓子と外食を手掛ける小売事業の採算が改善し10年3月期は5期ぶりの黒字化が見込める。第3四半期の決算は2月5日の予定。前場の売買高は346万株。株価は176円(9円高)。160〜180円の揉み合いを上に抜ける動きだ。一方、3市場動向は売りが225万8000株に対し買いが315万株。買い残は前週比68万株減少して貸借倍率は1.39 倍に改善している。円高と海外市場安で主力銘柄は手掛けにくく、周辺にきな臭さが漂う不二家が大きく浮上する環境が整ってきた。